IE9ピン留め
2007年 04月 16日
パリ~ルーべ終了
UCI PRO TOUR 第7戦である「Paris-Roubaix」(以下パリ-ルーべ 通称l'Enfer du Nord 北の地獄)が日本時間昨夜行われ、先頭集団から抜け出したオーストラリア人のStuart O’Grady(オグレディ team CSC所属 )がそのまま長駆逃げ切って勝利しました。途中でチームメイトかつチームリーダーで昨年の優勝者であり今年の優勝候補最右翼のカンチェッラーラが石畳区間で落車してどうなるかと思ったらこの結末。文字通り転んでもただでは起きないCSCの一日でした。なにはともあれオグレディさんおめでとうございます。
また、先週に引き続きボーネンは勝てず。2位にはカタルーニャ出身のフレチャ、3位はヴェセマン(ドイツ人だと思ったらスイス人だった)が入り、3連単は160万馬券となりました。最後まで何が起こるかわからないパリ-ルーベにふさわしいレースでした?
アーレンベルグ

今回のレース中にも登場したカテゴリー最高クラスの石畳区間「Tranchée (ou Trouée) d’Arenberg」(以下アランベール)、ずいぶん前のことになりますが一度走ったことがあります。
せっかく自転車持ってきて旅行してるんだからとりあえず一回パヴェ(石畳)走ろうぜという単純な思考のもと、ちょっとだけコースを下調べしてワタクシは北フランスへ行くことにしたのです。出発地は再びパリ北駅、まずはTGVでValenciennes(ヴァランシアンヌ)へ行きそこから自転車でパリ-ルーベのゴール地点であるルーベまで自転車に乗り、ルーベからTGVでパリに帰るという予定でした。多くの予定がそうであるように、この場合も予定はあくまで予定でしかなかったのですが。
朝のパリ北駅

ヴァランシアンヌを出発したワタクシはまずアランベールを走り、あとは時間と相談して進むことにしていました。ということで手もとのメモを参考にアランベールを目指すのですがこれが全然見つかりません。なにせインターネットで適当(いい加減の意)にだいたいのルートをメモしただけで細かいことについては何もわかっていなかったのです。駅近辺の市街地から抜けるだけですごく時間がかかり、その後も同じ道を行ったり来たり行ったり来たりしているうちにどんどん時間は経過していきました。この時点ですでに心身ともに疲れはじめており、偶然近くにあった役場(たぶんAnzinという街)でアランベールへの行きかたをたずねることにしました。ワタクシのフランス語理解力等の問題もあってイマイチ不得要領だったものの親切に対応していただき再出発となりました。
北フランスの田舎道を走り、住宅街を抜けると目の前に線路と踏み切りがあり、なぜかその先には突然木々の立ち並ぶ森が現れました。そうこれがあのアーレンベルグだったのです。なんとかここまでこれたという安心感のあと喜びのようなものがやってきました。ここまできたからには走らねばなりませんが目の前に続くのはどうみても道の体をなしていません。それでも「プロはここを高速で駆け抜けるんだぞ」と自分に鞭打って走り出しました。この間のことは「実体験してください」以外に言葉や文字では表すことは出来ません。とにかくスゴイのひとことにつきました。なぜあんなところを時速四十数kmで自転車が進めるのかいまだに理解できません。結局走りきった段階でルーベまで石畳めぐりをする時間はないと判断し、ルーベからほど近いLille(リール)へ行ってそこからTGVで帰ることに予定を変更しました。
アランベールと愛車くん。標識を見ると自転車・二輪車通行禁止らしい。禁止というか実質不可能なのでやめてねといったところでしょうか。

このあとリールへ向かうときにどうやら日本でいう高速道路(自動車専用道)を走ってしまったらしく、残り十数kmのところでものすごい勢いで追いかけてきた警察車両(そう大きくないフランス車)につかまり、自転車もろとも車内に押し込まれて超高速でリール付近まで送っていただいたのでした。車の中からリール近くのインターチェンジを見て「これは自転車で来てたらまちがいなく車の渦に飲み込まれていたな」と思ったのを今でも覚えています。リール駅で切符を買ってから暇つぶしですこし市内を見て回り、パリに戻って夕食は牡蠣専門レストランでおなか一杯牡蠣を堪能し、恐ろしくあわただしい一日が幕を閉じたのでした。
リール市内

ちょうどこの頃の覚え書きが見つからなくて記憶を呼び起こすのに必死です、ハイ。


画像は最初がLeica M6 & Summicron-M 50mm F2 & Konicaminolta Centuria Super 400で↑がCasio GV-20で他はRicoh GR1 & AGFA CT Precisa100

by aohige_the_great | 2007-04-16 23:08 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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